こんにちは!😄
今日はまた、筋力トレーニングについてお話ししたいと思います。
そして今回は、水泳の筋力トレーニングについてです。
いつも言っているように、水泳はランニングやバイクと同じように
トレーニングするべきではありません。
水泳はもっと複雑です。
泳ぐ技術、水に浮く能力、選手の体格、柔軟性など、
いろいろな要素がパフォーマンスに影響します。
そのため、ローラー台でバイクトレーニングをするような考え方で、
水泳をトレーニングするのはあまり良い方法ではありません。
水の中では、前に進むときの抵抗を減らし、
さらに推進力を高める必要があります。
これができなければ、どれだけ高い有酸素能力を持っていても、
速く泳ぐことは難しいです。
もし有酸素能力だけで速く泳げるなら、
ポガチャルが水泳を始めれば、世界トップレベルの長距離スイマーになれるはずです。
でも、私の銀行口座にあるお金を全部賭けてもいいですが(笑)、
1年間ずっと水泳だけをトレーニングしても、そんな簡単にはいかないと思います。
もちろん、時間をかければ良いスイマーになる可能性は高いでしょう。
彼の体は、少ないコストで効率よくエネルギーを作る能力が非常に高いからです。
しかし、水泳技術を身につけるには時間が必要です。
そして、上半身の筋力を高めることにも時間が必要です。
では、推進力を高めるためにはどうすれば良いのでしょうか?
今日はそのことについて、いくつか説明したいと思います。
筋力トレーニングは時間の無駄だと考えている人も多いです。
「水泳にはあまり効果がない」と思っている人もいます。
でも不思議ですよね。
なぜオリンピックレベルのスイマーは、週に4〜5回も筋力トレーニングをするのでしょうか?
そんなに時間を無駄にしたいとは思えませんよね…😅
私はいつも、水泳は「プールの中で行う筋力トレーニング」のようなものだと説明しています。
よく考えてみてください。
泳いでいるとき、体全体で力を出して前に進んでいます。
しかし実際には、水泳中に発揮している力をN(ニュートン)で考えると、
それほど大きな力ではありません。
もちろん、選手や泳ぎ方、技術などによって大きく変わります。
しかし、一つの目安として考えると、
1回のストロークで発揮する力は、だいたい2〜5kg程度の重さを動かすくらい
と考えることもできます。
もちろん、これはあくまでも目安です。
正確に知るためには、実際に発揮した力やパワーを測定できるパドルなどを
使って測る必要があります。
また、ストローク中に手を加速させていくことで、発揮する力も変化していきます。
でも、ここで覚えておいてほしいのは、
水泳中に発揮する力は、懸垂などで発揮できる力と比べるとかなり小さいということです。
そこで、よく大きなパドルを使って、「これで筋力を高めよう」とすることがあります。
しかし、大きすぎるパドルを使って手の加速が落ちたり、
ストロークレートがレースの時より低くなったり、
同じセットをパドルなしで泳いだ時よりも低くなってしまったら、
効率の悪い泳ぎを練習していることになります。

オリンピックレベルのスイマーを見てみてください。
パドルを使っていても、同じセットをパドルなしで泳ぐ時と同じようなスピードで、
水中の手を動かしています。

つまり、パドルによってより大きな力を発揮しながら、
泳ぎの動作や適切なストロークレートを失っていません。
だから、一つアドバイスをするなら、
小さめのパドルを使って、ストロークレートを高めてください。
より大きな加速は、より大きな力につながります。
そして、ここでジムの話になります。
ジムでは、水泳よりもはるかに大きな力を発揮することができます。
もちろん、泳いでいるだけでも筋肉は強くなります。
1回の水泳トレーニングで、何千回ものストロークを繰り返すからです。
これだけ繰り返せば、筋肉も強くならないわけにはいきません。
しかし、あるレベルまでいくと、水泳だけでは筋肉に十分な刺激を与えられなくなります。
そこで、ジムを使います。
例えば、懸垂、インバーテッドロウ、ラットプルダウンなどです。
このような種目では、水泳でどれだけ大きなパドルを使ったとしても、
それよりもはるかに大きな力を発揮することができます。
そして、泳ぎの技術を崩す必要もありません。
ジムでは、今回の場合なら特に背中の筋肉を強くすることができます。
さらに、筋肉内の協調性や、複数の筋肉を一緒に使う能力も高めることができます。
そして、脳と筋肉のつながりも良くなります。
つまり、水泳を速くするための一つの方法は、ジムでの筋力トレーニングと水泳を組み合わせることです。
これは本当におすすめします。
この方法でトレーニングすれば、水泳だけで筋力を高めようとするより、
何千回ものストロークを減らすことができます。
そして、使いすぎによる肩のケガのリスクを減らしたり、
セッション間の回復を良くしたりすることにもつながります。
もし、「では、どんな筋力トレーニングをすればいいの?」
と思ったなら、数週間前のニュースレターを思い出してください。
トライアスリートにとって重要な種目や、
それらをどのようにトレーニングすればいいのかについて説明しました。
ぜひ、そちらも読んでみてください😄
それでは、一緒に最高のパフォーマンスを目指していきましょう!💪